どなたとでも仲良く、大きく浅く付き合う部分の難しさ

知り合いには因縁というものが付き纏う。ピッタリS・Kぐらいの歳からは「何方とでも仲良く付き合う」というのが困難に思えて現れる瞬間です。あたいはS・Kが消えた方を漠然と見つめながらそんなことをぐいっと考えていたが、間もなく視線を返すとあたいはN・Tの後を追うようにステップを降りて行った。
「おせーよ」
 新宿地域往きのスタートではM・Tが待ちくたびれていた。
「僅かこれがな。説教臭いもんで」
「何か一悶着あったのか?っていうかS・Kは?」
「裏だよ。パーソンは自宅が八王子地域だから」
 何とか仲良くなれたのに、ふとN・Tには申し訳なく思えた。
「ここ。S・Kのアドレスな」
 N・Tはいつの間にやらS・Kとアドレスやり取りを済ませていた。会ったその日に交換するのは付き合い性の生じる若者の縁では世の常なのだろうか。
きちんと急ぐ必要があるのだろうかと問い合わせに思いつつも、あたいは当面送るつもりの薄いS・Kのナンバーを申し訳程度にアドレスに登録した。http://www.studyingsocialmedia.org/